正しいブラジャーの選び方
自分のバスト(胸)に適したブラジャーの選び方を学び、バストに優しいブラジャーを身に付けましょう。
選び方1 カップサイズを知る
まずは自分の体のサイズを測り、正しいカップサイズを知りましょう。
■アンダーバストを測る
サイズを測る位置はバストのふくらみのすぐ下の周囲です。
バストを軽く持ち上げ、メジャーを通します。
鏡の前に立ち、背筋を伸ばして、自然な姿勢で測ります。
メジャーが水平になっていることをよく確認して測りましょう。
■トップバストを測る
サイズを測る位置は胸のふくらみのいちばん高い部分を測ります。
バストが下がり気味の人は、ブラジャーを着けた状態みたいにバストを
持ち上げて、一番高い部分を測りましょう。
■カップサイズは?
アンダーバストとトップバストとの差がカップサイズの目安になります。
より近いサイズを下のサイズ表から探しましょう。
トップバストと アンダーバストの差 |
10cm 内外 |
13cm 内外 |
15cm 内外 |
18cm 内外 |
20cm 内外 |
23cm 内外 |
|
ア ン ダ | バ ス ト |
62.5〜67.5 | B65 | C65 | D65 | E65 | F65 | |
67.5〜72.5 | A70 | B70 | C70 | D70 | E70 | F70 | |
72.5〜77.5 | A75 | B75 | C75 | D75 | E75 | F75 | |
77.5〜82.5 | A80 | B80 | C80 | D80 | E80 | F80 |
※例えば、C75とはアンダーバストが75cm(72.5〜77.5cm)でトップバストとアンダーバストの差が 約15cmの人のためのカップサイズとなります。
選び方2 ブラジャーのタイプ(機能)を選ぶ
しっかりとバストメイクをしたいとか、圧迫感のないブラジャーにしたいとか、薄手のニットを着るのでキレイなバストラインを出したいなど、その日のファッションや体調に合わせて選びましょう。
■ブラジャーの種類を知る
3/4カップブラ、1/2カップブラ、フルカップブラ、ノンワイヤーブラなどそれぞれ機能や形、着け心地が違います。
詳細は ⇒ ブラジャーの種類
で確認しそれぞれのブラジャーの機能を理解しておきましょう。
選び方3 バストの形で選ぶ
まずは自分のバストの形がどのタイプか確認し、「どうなりたいのか」をポイントに自分のバストのサイズや形に合ったブラジャーを選びましょう。
■自分のバストの形を知る
バストの形にはさら型、三角型、おわん型など6つの種類に分類できます。
詳細は ⇒ バストの形
■小さめのバストを大きく見せたい方は?
バストをボリュームアップするブラジャーにもいろなタイプがあります。
■リフトアップタイプ
カップの下から肩ひもへと続くリフトアップバンドが、バストをぐるりと囲んで持ち上げるタイプ。バストを高い位置にキープしてくれるので、下垂防止にも効果的。
■脇寄せタイプ
カップに斜めの切り替え線が入っていて、バストを中央に寄せてくれるタイプ。特にA〜Bカップの小さめバストの人、左右のバストが離れ気味の人に特におすすめ。
■プッシュアップタイプ
テーブルの上などに置くと「ハの字」になる形のブラジャーで、この角度が、脇に流れた肉までバストに集めてグッとすくい上げるタイプ。ボリューム感のあるきれいな谷間が欲しい時に。
■パッド内臓タイプ
パッドがあらかじめブラに縫い付けられているタイプで、パッドは布製のものから液体状のものまで様々。ボリュームがほとんどない胸の人にも。
■大きめのバストをすっきり見せたい方は?
なるべくよけいなボリューム感を出さず、上半身をすっきり見せてくれる形を選びましょう。小さく見せたいからといって、実際のサイズより小さいものをつけるのはいけません。カップやアンダーベルトから肉がはみ出して、ますますボリューム感が出てしまいます。
■ サイドのボリュームダウンタイプ(1)
カップに縦に入った切り替え線がバストの広がりを抑え、体の両サイドをすっきり見せてくれるタイプ。アンダーベルトのカップに近い部分にボーンが入っていたり、厚みを持たせてあるものも着やせして見えます。
■ サイドのボリュームダウンタイプ(2)
カップの脇の部分にもう1枚別布が縫い付けられ、バストを中央に寄せてくれるタイプ。体の両サイドをすっきり見せ、着やせ効果があります。
■ バストのボリュームダウンタイプ
レースの1枚仕立てで作られたタイプ。ブラ自体の厚みが出ないため、バストの存在感を抑えてくれます。
選び方4 ブラジャーの色・デザインで選ぶ
お気に入りの色・デザインのブラジャーでその日の気分も変わります。
ファッションに合わせた色・デザイン、なによりも自分が気に入るブラジャーを選びましょう。
そして四季や環境の温度変化などに合わせるのもバストに優しいです。